交流戦ＭＶＰの巨人・亀井　賞金は？「家のローンじゃないですか」

ティー打撃をする亀井

　日本生命セ・パ交流戦の表彰選手が２７日に発表され、優勝した巨人から選出される最優秀選手賞（ＭＶＰ）に亀井善行外野手（３１）が決まった。賞金は２００万円。また、活躍の目立った選手に贈られる日本生命賞（賞金１００万円）には、セ・リーグが打率・３７８で交流戦最年少の２１歳で首位打者となったヤクルト・山田哲人内野手（２１）、パ・リーグは交流戦最多の１シーズン４完封で４勝１敗、防御率０・６９だった楽天・則本昂大投手（２３）が選ばれた。

　ＭＶＰの巨人・亀井は規定打席未満ながら勝負強さが評価された。初出場した５月３１日のオリックス戦（京セラドーム）ではチームは９回まで金子に無安打無得点に抑えられたが、延長１２回に両軍を通じて唯一の得点となる決勝ソロを放った。今月９日のロッテ戦（東京ドーム）からは４試合連続で打点を挙げ、終盤の４試合は３番で４戦連続の複数安打をマークした。賞金２００万円の使い道については「家のローンじゃないですか」と笑いを誘ったが、すぐに「僕自身は（今年）セ・リーグとやっていないし、これからが本当の勝負です」と気を引き締めた。