松葉　自己最多５勝目　救援陣に感謝「比嘉さんなら抑えてくれると」

＜ロ・オ＞６回２死三塁のピンチにクルーズを中飛に仕留めた比嘉（左）は松葉と喜び合う

パ・リーグ オリックス４―３ロッテ

（6月28日 ＱＶＣマリン）
　６回途中１失点と好投し、自己最多の５勝目を手にした松葉。２年目左腕はお立ち台では「打撃陣がありがたいぐらい点を取ってくださる。そのおかげで勝てている」と謙虚に喜んだ。

　１点の援護をもらって初回のマウンドに上がったが、連打と四球で１死満塁とし犠飛で失点。しかしその後は２～４回を三者凡退に抑えるなど立ち直り、スコアボードに０を並べた。

　６回は先頭の清田に三塁打を許し、１死三塁のピンチを招いて降板。それでも「いつも自分がピンチをつくって比嘉さんに抑えていただいているので、比嘉さんなら必ず抑えてくれると思って見ていた」。思いが通じたのか比嘉は後続を断って無失点で切り抜け、松葉は「中継ぎの方が抑えてくださって僕に勝ちがついているので…まだまだだと思っている」と球界随一の救援陣への感謝を繰り返した。