涌井 早くも7敗目…伊東監督 配置転換示唆「特別扱いはできない」

[ 2014年6月28日 17:55 ]

<ロ・オ>3回1死二塁、ヘルマンに勝ち越し2ランを浴びた涌井

パ・リーグ ロッテ3―4オリックス

(6月28日 QVCマリン)
 ロッテの涌井は今季3戦3敗と苦手にしているオリックスにまたも苦杯。移籍後本拠地初勝利はまたもお預けとなった。

 初回、ヘルマンにスライダーを捉えられて中前適時打で先制を許すと、1―1の3回にはまたもヘルマンに高めに浮いたチェンジアップを左中間スタンドに運ばれ、勝ち越し弾を被弾。その後は無失点でしのいで打線の援護を待ったが、結局1―3の8回途中で走者を残してマウンドを降りた。

 伊東監督は「点の取られ方が毎回同じ。終わってみたら3失点ではダメ」とダメ出し。早くも7敗目を喫した右腕に伊東監督は「(涌井は)打者に向かう気持ちが薄れている。あいつだけ特別扱いするわけにはいかないので、中(中継ぎ)に入れる可能性もある」と厳しかった。と配置転換もあり得ることを示唆し、奮起を促していた。

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2014年6月28日のニュース