建山を絶賛!中村GM「球が若い」 初ブルペンで65球

[ 2014年6月28日 11:56 ]

ブルペンで熱の入ったピッチングをする建山

 阪神に新加入した建山義紀投手(38=前ヤンキース傘下3Aスクラントン)が27日、鳴尾浜球場で初めてブルペン投球を行った。日高を相手に立たせて12球、座らせて44球、最後に再び立たせて9球の計65球。力の入れ具合は「7~8割」だったというが、躍動感のあるフォームから繰り出される球には確かな勢いがあった。

 「(課題は)いろいろあるけど、日本のマウンドは軸足が土の中に入っていってしまう。でも投げていけば慣れます」

 7月1日からのウエスタン・中日3連戦(鳴尾浜)でタテジマ初マウンドを目指す右腕は、くっきりと修正ポイントも見据える。ただ、視察に訪れた中村GMからは「年齢の割りに球が若い」と絶賛の声。懸案の時差ぼけも解消されつつある。

 28日以降も、状態を見ながら投球練習を続けていく。一日も早い1軍昇格へ、ベテランに一切の余念はない。

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2014年6月28日のニュース