涌井8失点に指揮官バッサリ「このまま開幕なら不安」

[ 2014年3月13日 05:30 ]

<ロ・巨>5回1死一塁、村田に2ランを浴びる涌井

オープン戦 ロッテ5―12巨人

(3月12日 QVCマリン)
 本拠デビュー戦で、不安が募った。先発の軸として期待される涌井が5回9安打8失点の大炎上。最速は142キロ止まり。2発の被弾もあり「腕の振りが悪かった。コースを狙った球が甘くなった」とうなだれた。

 西武時代からの教え子が、力強い直球で巨人打線をねじ伏せることを期待していた伊東監督も、ふがいない姿にいらだちを隠せなかった。「サインが出されたまま投げているだけ。何の収穫もない。調子が上がってこないので、このまま開幕なら不安だよ」と厳しい言葉を並べた。

 今季の初登板は本拠地開幕戦となる4月1日の西武戦が濃厚。開幕まで登板機会は2試合しかない。「次は結果にこだわりたい」と涌井。静かな口調で同じ失敗を繰り返さないことを誓った。

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