大谷 2発浴びた…2軍戦先発も5回7安打5失点

[ 2013年5月16日 15:06 ]

イースタン・リーグの西武戦に登板した日本ハム・大谷

イースタン・リーグ 日本ハム4―8西武

(5月16日 鎌ケ谷)
 日本ハムの二刀流ルーキー・大谷が16日、イースタン・リーグの西武戦に先発。木村に2本塁打を浴びるなど、5回で104球を投げて7安打5失点(自責2)、4三振2四球だった。

 交流戦中の1軍初登板を目指す大谷。栗山監督も見守る中、マウンドに上がったが1回いきなり、先頭の木村にカウント1―1から高めの直球を捉えられ、左中間への特大本塁打を浴びてしまう。続くアブレイユにも直球を打たれて中前打とされると、盗塁と捕手の悪送球も絡んで1死三塁のピンチ。4番上本の遊ゴロの間にアブレイユが生還し、2点目を失ったが、続く高山を打ち取り2失点で初回を終えた。

 2回は1死から7番・岳野に中前打を許したが後続を抑えて無失点。3回は1、2番を変化球で連続空振り三振に斬るなど、この試合初めて3人で終えた。4回は1死無走者、打者高山の場面で151キロを記録。2死から左前打などで一、二塁のピンチを招いたが、美沢を遊ゴロに仕留めた。

 2~4回を無失点に抑え、調子を上げてきた大谷だったが5回に崩れる。3―2と1点リードの無死一塁から、初回にも本塁打を浴びた木村に甘く入ったスライダーを打たれ、左翼への特大逆転2ラン。その後も2死から安打と四球で一、二塁となり、石川に適時打を浴びてこの試合5失点目を喫した。

 「基本的に直球とスライダー」で組み立てた大谷は試合後、「内容的には悪かった」としながらも、「球数をしっかり投げられた。復帰してから2度目のマウンドだったけど、そこが一番良かった」と振り返った。

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