岩隈 今季5勝目!2発被弾も7回無四球2失点

[ 2013年5月16日 10:58 ]

ヤンキースの戦の4回、2死三塁でイチローを二ゴロに打ち取り、笑顔でベンチに戻るマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ12―2ヤンキース

(5月15日 ニューヨーク)
 マリナーズの岩隈は15日、ニューヨークでのヤンキース戦に先発し、7回8安打2失点、無四球4三振で今季5勝目(1敗)を挙げた。

 マリナーズは初回いきなり打者11人の猛攻で7点を先制。大きな援護をもらった岩隈は、低めのスプリットで先頭のガードナーを空振り三振に斬ると続くカノは速球で遊ゴロに打ち取り、簡単に2死とした。しかし3番ウェルズにカウント1―2から甘く入ったスライダーを左翼ポール際に運ばれ、ソロ本塁打を浴びる。岩隈はグランダーソンにも右前打を浴びたが、後続を打ち取り1失点で終えた。

 岩隈は3、4回は走者を出しながらも無失点でしのいだが、5回に再び被弾。先頭のスチュワートに初球の速球を狙われ、左翼席へのソロ本塁打を許した。6回は2死から連打で一、二塁のピンチもイチローを二ゴロに打ち取って無失点。7回は三者凡退で終え、89球でマウンドを下りた。

 今季初対決となったイチローとは中飛、二ゴロ、二ゴロで、無安打に抑えた。

 マリナーズは1回にイバネスの5号満塁弾などで一挙7点を挙げると、5回にイバネスの6号2ラン、6回にはシーガーの5号3ランで加点し、16安打12点で快勝した。

 ▼岩隈の話 初回に7点ももらったので、とにかくストライク先行。先頭打者をしっかり抑えようと思っていた。いい集中力で投げられた。

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