沢村 また序盤に失点…原監督「そろそろ学習しないと」

[ 2011年8月12日 22:21 ]

7回広島1死一塁、木村の投前バントを一塁へ悪送球し、汗を拭う巨人・沢村

セ・リーグ 巨人0-4広島

(8月12日 東京D)
 巨人の原監督は、4失点と、それなりの投球はしたものの、序盤の失点という同じ過ちをこの日も繰り返した沢村に「全体的には悪くないが、そろそろ学習しないと」と苦言を呈した。

 2回、一、三塁とされ、バーデン、石原の適時打と、木村への押し出し死球で3失点。9敗目を喫した右腕は「点を取られても、最少失点で抑えなければ。防げるところを防がないと、こういう展開になってしまう」と反省の言葉を並べた。

 7月9日の広島戦で完投勝利を挙げた後、4試合で0勝3敗。いずれも2回までに先制を許している。期待が大きいだけに、川口投手コーチも「自覚が足りない。がむしゃらさがほしい」と注文を付けた。

 巨人の広島戦の連勝は7でストップ。勝率5割復帰後の連敗で、再び借金2に後退した。

 ▼阿部(沢村に)「(昨年までの)大学生では今の時期に野球をやっていないし、見えない疲れが絶対にある」

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2011年8月12日のニュース