金沢の丹保“勘違い”は「ピリピリした」投手戦の重圧

[ 2011年8月12日 19:27 ]

第93回全国高校野球選手権大会2回戦 金沢4―2聖光学院

(8月12日 甲子園)
 金沢の丹保が冷静なリードで釜田の好投を引き出した。歳内との投げ合いに燃えるエースを「気迫を出していい部分とかわす場面を声で使い分けた」。変化球を多めに交ぜて相手に狙い球を絞らせなかった。

 ただ、4回のミスには反省の様子。1死二塁の場面でワンバウンドの投球を体で止めながら「勘違い」で一塁へ投げずに振り逃げ出塁を許した。両軍ともに守備が乱れた原因が、投手戦からくる重圧にあるとし「一個のミスもできないというピリピリした雰囲気だった」と話した。

 ▼金沢・中村中堅手(6回に勝ち越し打)「タイミングが合っていた。いつも釜田さんから打てときつく言われているのでうれしかった」

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2011年8月12日のニュース