「投げるのと同じくらい好き」智弁学園2年生エースが投打に活躍

[ 2011年8月12日 12:43 ]

4回裏智弁学園1死二塁、青山が左前に先制打を放つ

第93回全国高校野球選手権大会2回戦 智弁学園2―1鶴岡東

(8月12日 甲子園)
 智弁学園は2年生バッテリーの活躍で初戦を突破した。右腕・青山は最速146キロのストレートに多彩な変化球を交えて5安打1失点完投。小坂監督は「序盤ボールが浮いたが、変化球で修正して立て直してくれた」と称え、青山は「初めてのマウンドで思うようなピッチングができなかったが、最後まで投げ切れて良かった」と振り返った。

 「投げるのと同じくらい好き」というバットでは4回1死二塁、内角のスライダーを詰まりながらも左前に運んで先制適時打。同じく2年生の女房役・中道が一、二塁間を破る右前打で続いて追加点を挙げた。

 県大会では5試合で10本塁打を記録した長打力は鳴りを潜めたが、「甲子園は甘いところじゃないと分かっていたので守備を修正した」(小坂監督)ことが奏功し、失策なしの堅い守りで接戦をものにした。

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2011年8月12日のニュース