片山が、青山が…星野監督“継投の勝利”にニンマリ

[ 2011年5月1日 06:00 ]

<楽・オ>勝利の瞬間、ガッツポーズをする星野監督

パ・リーグ 楽天3―1オリックス

(4月30日 Kスタ宮城)
 楽天は先発だけじゃない。リリーフ陣が呼び込んだ勝利に、星野監督は「中継ぎ陣はうちの命綱。それを象徴していたな。片山が一人抑えて青山もいい投球をした。あれで助かった」と称えた。

 1点リードの6回1死一、二塁。このピンチで投入された2番手左腕・片山が代打のT―岡田を空振り三振に仕留めた。続く代打ヘスマンには青山。こちらも空振り三振と、ともに外角のボール球となるスライダーを振らせた。青山は7、8回も3者凡退。先発2試合で結果を残せず中継ぎに回って勝利に貢献し「早く投げたくて。今はコツコツやるしかない」と語った。

 9回も守護神スパイアーが無失点。2死二、三塁のピンチを招き、指揮官に「ゴメンナサイ」と謝罪したが4セーブ目だ。2点差以内の試合はこれで8勝2敗。決勝打に好リードと攻守で引っ張った嶋は「接戦に勝っていけばチームは強くなる」と手応えを口にした。

 ▼楽天・ラズナー(6回途中1失点で今季2勝目)片山、青山の中継ぎ陣と山崎さんたち打線に助けられた。Kスタに帰ってこられて、うれしく思っている。

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2011年5月1日のニュース