平野３戦連続ＫＯ　渡辺監督“初の屈辱”借金６

＜日・西＞５回、稲葉に３ランを浴び、降板した平野はタオルで汗をぬぐう

パ・リーグ 西武６―９日本ハム

（4月30日 札幌Ｄ）
　西武は５点リードを守りきれずに早くも今季２度目の４連敗。借金６は４年目を迎える渡辺監督政権下では初の屈辱となった。

　試合後、ロッカー室に全員を集めてゲキを飛ばした指揮官は「今のうちにとっては大事なゲームだった。辛抱していかないといけない」と、自分に言い聞かせるように言葉を絞り出した。

　５回に突如乱れて３連続ＫＯの平野については「３試合続けてだからね。考えます」と先発降格を示唆。序盤こそつながった打線は４回以降無安打に終わったが、土井ヘッド兼打撃コーチは「あすが勝負です」として注目ルーキーの斎藤打ちを誓っていた。

　▼西武・平野（５回途中６失点ＫＯ）流れを止めなくてはいけなかったのに…。調子自体は悪くなかった。

　▼西武・坂田（１軍昇格即先発で今季初安打が適時二塁打）それ以降の打席がだめだった（２三振）ので、切り替えていきたい。