山本昌45歳1勝!江夏抜いた!

[ 2010年8月22日 06:00 ]

<中・ヤ>中日・岩瀬(左)からウイニングボールを受け取る山本昌

 【中日3―2ヤクルト】会心の投球とはいかなかったが、それでも試合をきっちりつくった。山本昌は8安打を許しながら6回途中2失点。これを熟練というのだろう。

 「今年3試合投げた中では一番悪かったけど、何とか次の投手につなげようと必死で投げた。いい時に味方に逆転してもらって展開に恵まれた」
 11日に45歳になったプロ27年目左腕は自らの持つセ・リーグ最年長勝利記録を更新。積み上げた白星は207となり、江夏豊(元西武、現野球評論家)を抜いて歴代単独20位となった。「次は1回でも1人でも多く投げてチームに貢献したい」。首位・阪神まで1・5ゲーム差。山本昌のマウンド経験はチームの最大の武器となる。

 ▼中日・ブランコ(2回無死二塁から同点の25号2ラン)マサさんも一生懸命投げていたし、助けたかった。

 ≪先発での満45歳以上白星はセ初≫山本昌(中)が5回2/3を2失点で今季2勝目。11日に45歳を迎えてからは初勝利となったが、満45歳以上での勝利は浜崎(阪急)5勝、工藤(横=現西)2勝に次いで3人目。先発では浜崎が47、48年と2度記録して以来62年ぶり2人目、セでは山本昌が初めて。

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2010年8月22日のニュース