連覇の興南が地元凱旋!3千人が「おめでとう」

[ 2010年8月22日 20:51 ]

深紅の優勝旗を手に那覇空港に到着、大勢のファンに迎えられる我如古主将ら興南ナイン

 夏の甲子園で優勝し、春夏連覇を飾った沖縄・興南高の選手らが22日、同県代表として初めて手にした深紅の優勝旗とともに地元那覇市に凱旋した。同校で開かれた報告集会では、集まった保護者や市民ら約3千人が「優勝おめでとう」「感動をありがとう」と、新たな歴史をつくったナインを祝福した。

 集会が開かれた体育館は、参加者の熱気でサウナのような暑さ。
 我如古盛次主将が「思い切りプレーできたのも、アルプススタンドや沖縄で応援してくれたみんなのおかげ。県民すべての力で勝ち取った優勝旗です」とあいさつすると、割れんばかりの歓声が上がった。
 カメラを手に集会に参加した同県北谷町の中学1年瀬名波柚莉亜さん(13)は「部活でバスケットボールをしているが、ピンチの時も助け合える興南のようなチームを目指したい」と興奮気味。
 同県糸満市の中学教諭金城弘周さん(38)は「甲子園でのプレーと同様、選手たちは堂々としていた。最高です」と目を細めた。
 選手らが到着した那覇空港でも、集まった人が建物の外にまであふれ、選手たちが姿を見せると、名前を呼ぶ声や指笛、拍手が響き渡った。

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2010年8月22日のニュース