巨人 気迫の背番号68「オレが止めるわけにはいかない」で3連勝

[ 2010年8月22日 17:24 ]

6回無失点で2勝目を挙げた巨人・朝井

 【巨人3―0阪神】楽天から移籍の朝井が粘り強い投球で宿敵相手に3連勝をもたらした。

 大阪出身の右腕はタイガース戦での登板に「気持ちの高ぶりを抑えるのが難しかった」というように、5回まで4安打4四球で毎回走者を許す苦しい投球。それでも「首位攻防の伝統の一戦で、自分が連勝を止めるわけにはいかないと思い、とにかく腕を振って阿部さんのミットめがけて投げることだけを考えた」と、気迫で6回まで無失点。移籍2勝目を挙げた。
 PL学園高時代の同級生、桜井との公式戦初対決も併殺打に仕留めた。原監督は「ウチにはいないタイプの気持ちで投げる投手。彼にとってトレードがプラスになり、ジャイアンツにとっても大きな戦力」と投壊状態だったチームの“救世主”的存在になった背番号68を評価した。
 

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2010年8月22日のニュース