大松初のサヨナラ弾!「間違いなし」激闘終止符

[ 2010年8月22日 06:00 ]

<ロ・オ>11回無死、右越えのサヨナラ本塁打を放ちナインに水をかけられ祝福されるロッテ・大松

 【ロッテ7―6オリックス】ロッテ・大松が延長11回、4時間37分の激闘に終止符を打つ自身初のサヨナラ弾。5点差をひっくり返し、今季オリックス戦の勝ち越しを決めた。手荒いウオーターシャワーの祝福を受けたヒーローは「(本塁打は)忘れかけていた感触だったけど、あの感触なら間違いないと思いました」と7月27日西武戦(西武ドーム)以来となる15号を振り返った。

 前日までの5試合で14打数2安打と不振。早出特打を行ってきた成果が出た。初球の顔面付近への直球にのけぞったが、3球目の内角高め直球に臆することなく踏み込んで劇弾を放つなど3安打の活躍に「投手に踏み込んでいけた。練習の成果が出た」と笑った。
 3連勝で首位・西武に3ゲーム差。西村監督は「最高の本塁打だった。最後まであきらめずによくやってくれた」と称えた。残り31試合。ひっくり返す勢いは十分ある。

 ▼ロッテ・井口(5回、中越えに自身日本通算9本目となる満塁本塁打)どんな球でもストライクゾーンに来た球を悔いが残らないように思い切り振ろうと思っていた。

 ≪満塁本塁打の応酬は15度目≫ロッテ-オリックス戦はカラバイヨ(オ)が4回、井口(ロ)が5回に満塁本塁打。両チーム満塁本塁打の応酬は09年6月14日オリックス-ヤクルト戦でガイエル(ヤ)、一輝(オ)が放って以来プロ野球15度目。

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2010年8月22日のニュース