小椋乱調…ソフトB 首位の差を詰められず

[ 2010年8月22日 20:58 ]

 【ソフトバンク0-4楽天】ソフトバンク先発の小椋は課題の制球が一回から乱れた。4四球に失策も絡んで3点を失い、わずか2/3回で降板。試合前に敗れていた西武との差を詰められず、「きょうは何もないです」と肩を落とした。

 左腕から繰り出す直球は150キロを記録するなど勢いはあったが、ストライクとボールがはっきりしていた。1死無走者から2、3番に四球を与え、迎えた山崎に先制打を許すと、その後も立ち直れない。高山投手コーチは「あれだけストライクが入らないと、こちらとしてもどうしようもない」とお手上げだった。
 15勝のエース杉内の翌日に登板する小椋が、7月14日を最後に白星がないのではチームの勝ち星も伸びていかない。高山コーチは「これからはメンタルが重要になる。勝ち星に見放されて焦りもあるだろう。再考しないと」と今後の起用法に頭を悩ませた。

続きを表示

2010年8月22日のニュース