今季4度目零敗…阪神 屈辱的3連敗に「調子が落ち気味」

[ 2010年8月22日 18:36 ]

 【阪神0-3巨人】巨人相手の同一カード3連敗を、屈辱的な形で喫した。阪神の零敗は、今季4度目。真弓監督は「きょうは朝井にいい投球をされたね」と言うしかなかった。

 流れを変えるとすれば、1点を追う3回だった。先頭の鳥谷が中前打で出塁し、打席には新井が入った。だが4番は初球から空振り、ファウルと簡単に追い込まれてしまう。そして5球目、ど真ん中の速球を打ち損じて、三ゴロ併殺打。メッセンジャーが2点を失ったのは、この直後だ。

 四回には先頭の金本の安打を口火に1死一、二塁。ここで先発右腕に代えて送られた代打・桜井が果敢に振った初球は、三塁手の正面へ。再び併殺打に仕留められた。

 指揮官は「少しいい時からすれば、調子が落ち気味の感じがする。明日1日休んで、また勢いをつけていきます」と打線の復調を願った。3タテを食らったのは、今季3度目。そのいずれも中日、巨人に屈している。首位にはいるものの、ライバルを苦手にしているようでは、優勝は見えてこない。

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2010年8月22日のニュース