涌井で手痛い連敗…西武5カードぶり負け越し

[ 2010年8月22日 06:00 ]

<日・西>6回1死二塁、中田の時、マウンド上で上本(右)片岡(中央)から励まされる西武・涌井

 【西武4―5日本ハム位】西武・涌井は8回108球で完投したが、8安打5失点で7敗目を喫した。3回に早いカウントから痛打を浴び、4連打で4失点。味方が同点とした直後の6回には、1死二塁から中田に対し暴投でピンチを広げ、中犠飛で決勝点を許した。試合後は「粘れた?粘りとかじゃないと思います」と言葉少なにバスに乗り込んだ。

 渡辺監督は「悪くはないんだけど、うまく攻める前にやられてしまった」と評したが、暴投の場面には「走者がいて、投げる球種も分かっているんだから、体で止めにいかないと。簡単にミットだけで(捕りに)行っているのはまだまだ」と捕手・上本の捕球体勢に苦言を呈した。チームは5カードぶりの負け越し。涌井で落としただけに、手痛い連敗となった。

 ▼西武・上本(6回、暴投について)僕が悪いとしか言いようがない。チームにも申し訳ないし、涌井にも悪いことをした。

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2010年8月22日のニュース