阿部ダメ押し37号3ラン!「幸せ」お立ち台

[ 2010年8月22日 06:00 ]

<巨・神>ダメ押し3ランの巨人・阿部、移籍後初勝利の高木、逆転適時打の脇谷(左から)がお立ち台で笑顔を見せる

 【巨人8―3阪神】巨人・阿部が2点リードの7回に勝利を決定づける2試合連発の37号右中間3ランを放った。右ふくらはぎ打撲から復帰後2試合連続のマルチ安打。守備でも内角を果敢に突く好リードで投手陣を引っ張り、お立ち台では「試合に出て打って皆さんの前に出られるのは幸せ」と声を弾ませた。

 13日の横浜戦(東京ドーム)で負傷した際には患部が硬式球と同じぐらいの大きさに腫れた。水で冷やし、電気治療を繰り返すなど戦列復帰へ懸命な努力を続けるが、まだ全力疾走ができる状態ではない。だが、弱みは見せない。「試合に出ている以上出せる力は出さなくてはいけない。まだ首位に立っていない。チャレンジャーとして阪神にぶつかりたい」。勝利の余韻に浸ることなく、表情を引き締めた。

 ▼巨人・長野(2回に同点適時打を放つなど2試合連続のマルチ安打で今季100安打)投手(秋山)の球持ちがいいので意外と差し込まれた。(記録は)全然気にしていない。チームの勝利のために頑張ります。

 ▼巨人・谷(2試合連続2番で出場し、1安打2四球で3度出塁)打てる球は打って、何とか塁に出るつもりでやっている。

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2010年8月22日のニュース