イチローが打っていなかったら…マリナーズお手上げの完封負け

[ 2010年7月21日 13:58 ]

ホワイトソックス戦の8回、中前打を放つマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチロー外野手は20日、シアトルでのホワイトソックス戦に「1番・右翼」で先発し、3打数1安打だった。内容は三ゴロ、死球、遊ゴロ、中前打で打率は3割1分7厘。チームは0―4で敗れた。

 マリナーズはわずか2安打での零敗。そのうちの1本はイチローが8回に放った中前打だ。左腕ダンクスの沈む球を、やや詰まりながらも、うまく打ち返した。
 イチローの会見は行われなかったが、ワカマツ監督は「緩急、コントロールとすきがなかった。これまで見てきた中で、最高の投球をされてしまった」と相手の先発に脱帽した。イチロー以外のヒットは2回の遊撃内野安打。際どい判定に助けられた形の1本で、イチローが打っていなかったら、ノーヒットノーランを喫してもおかしくない内容での完敗だった。(共同)

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2010年7月21日のニュース