エース山崎にアクシデントも…日大三兄弟対決圧勝

[ 2010年7月21日 06:00 ]

<日大三・日大二>10-0の6回コールド勝利に沸く日大三ナイン

 【西東京・日大三10―0日大二】昨夏の西東京決勝の再戦で、日大三が日大二を6回コールドで下した。

 今大会初登板のエース山崎が走塁中に両足がつるアクシデントで途中交代も、6回を無失点と貫禄の投球。「挑戦者の気持ちで行きました。いつも立ち上がりが悪いんで次回は修正しないと」。今センバツ準優勝後は股関節のストレッチを重点的に行い、投球の歩幅が6歩から6歩半にアップ。下半身の粘りが増し、球持ちもよくなった。18日にはセンバツ決勝で敗れた興南(沖縄)が全国一番乗りで出場を決めた。「自分たちも甲子園に行かないといけないと思った」と3季連続出場へ向け気合を入れ直していた。

 <日大二 サイド転向の志礼田4失点…>王者に奇襲を仕掛けるもリベンジは果たせなかった。田中監督は日大三対策として、サイドスローに転向させた志礼田を公式戦初登板のマウンドへ。初回こそ3者凡退に退けたが、3回に2ランを被弾するなど3回1/3を4失点の結果に「初回までは予想通りだったんですけど…」とガックリ。志礼田は「お世話になった人の期待に応えたかった」と唇をかんだ。

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2010年7月21日のニュース