渡辺監督ぼうぜん…0・5差に迫られる

[ 2010年7月21日 22:49 ]

 【西武4-6ソフトバンク】試合終了の瞬間、西武の渡辺監督はぼうぜんとした表情でベンチから立ち上がれなかった。4―4の延長11回1死一塁から藤田がペタジーニに2ランを浴びた。サヨナラ負けで2位ソフトバンクとの3連戦に3連敗し、0・5差に迫られた。

 相手は盤石の救援陣を誇るソフトバンク。試合が進むほど、勝機は少なくなる。「あれだけ悪い小椋を攻略できないのが、今のうちの現状」と指揮官。2回までに2点を先行し、その後も5回までは毎回先頭打者が出たが、追加点が遠かった。
 2―4の6回に片岡のこの日2本塁打目となる2ランで追い付き、珍しくシコースキーを八回からつぎ込むなど、攻めの継投を見せた。必死に白星を追い求めたが及ばず4連敗を喫し、球宴前の9連戦は負け越し。監督会見の最後には「切り替える。立て直していくよ」。必死に気持ちを切り替えた。

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2010年7月21日のニュース