尾花監督「対戦相手としてもおいしいチームだった」

[ 2009年11月13日 17:41 ]

横浜湾内を1周する遊覧船内で、記者会見する横浜の新監督に就任した尾花高夫氏

 異例の船上記者会見に臨んだ横浜の尾花新監督は、落ち着いた口調の中にも自信を漂わせた。

 ―横浜は低迷中。
 「申し訳ないが対戦相手としてもおいしいチームだった。しかし、弱いところを強くするのはやりがいのある仕事。やるからには頂点を目指す」
 ―目指す野球は。
 「『分析野球』。ぼくがきっちり調べ、説得力のある数字を選手に提供すれば納得してもらえる。それが指導の土台」
 ―鍵となる投手陣再建について。
 「すでに資料を見たが、自責点はあと100点減らせる。そこからさらに50点下げることが優勝を狙う上でのポイント」
 ―選手に訴えることは。
 「われわれの仕事は勝つことだと強く思ってほしい。投手に闘争心がないと勝てない。投手は打者に向かっていく姿勢を持ってもらいたい」
 ―今季まで在籍した巨人とも対戦するが。
 「がっぷり四つではなかなか難しい。けたぐりでも何でも、手を使って勝つようにする」

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2009年11月13日のニュース