原監督 松井秀、ダルも相手じゃなかった

[ 2009年11月13日 07:04 ]

 「正力松太郎賞」選考会では、まず新たに加わった王貞治委員が「現役時代に正力松太郎氏を知る人が座長に」(田口委員)と推され、他の委員も賛同。委員を辞退した川上氏に代わって座長に就いた王委員は「今年はすんなり決まった。異論はなく、あっと言う間だった」と話し、委員5人満場一致で巨人・原監督が選出された。

 WBCでは侍ジャパンを連覇に導き、リーグ3連覇に日本一も奪回。大沢啓二委員が「若手をよく育てた」と評価すると、中西太委員も「監督のつらさをよく知っている」と賛同した。杉下茂委員も「WBC(の活躍)でダルビッシュも考えたが、やはり原監督しかいない」。ワールドシリーズMVPに輝いたヤンキース・松井秀の名前も挙がったが「両リーグの今年のNo・1」という賞の趣旨を尊重。王座長は「日本中で選挙してもそう(原監督に)なる」と付け加えた。
 原監督には金メダルと賞金500万円が贈られ、18日のプロ野球コンベンション(東京)で表彰される。

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2009年11月13日のニュース