悔しさをバネに…黒田、来季は「完全燃焼」宣言

[ 2009年11月13日 06:00 ]

成田空港でファンに差し出す色紙にサインするドジャース・黒田

 ドジャースの黒田博樹投手(34)が12日、ロサンゼルスから帰国した。

 今季は開幕投手に指名されながら頭部への打球直撃や首痛などケガに苦しみ、8勝7敗、防御率3・76。ポストシーズンではナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で先発するも、1回1/3を6失点で敗戦投手となっただけに「投球に波があったし悔しいシーズン。悔しさを持ちながらトレーニングしたい」と話した。
 来季は3年契約の最終年。200イニング以上投げることを最低条件に掲げ「野球人生の一つの岐路に立つ。シーズンを完全燃焼したい」と宣言した。またワールドシリーズMVPで、去就が注目されている同い年のヤンキース・松井に関しては「いい刺激を受けた。僕自身もどこの球団に行くのか興味ありますし、対戦したい」とメジャーでの初対決を熱望していた。

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2009年11月13日のニュース