城島覚悟「チームがうまくいかない時は批判されると思う」

[ 2009年11月13日 16:54 ]

阪神の入団会見でポーズをとる城島健司捕手

 米大リーグのマリナーズを退団した城島健司捕手(33)が13日、大阪市内のホテルで阪神と4年総額20億円プラス出来高払いで正式契約した。背番号は2。同捕手はソフトバンクでプレーした2005年以来5年ぶりの日本球界復帰となる。

 記者会見に臨んだ城島は「笑顔で会見ができる日が来た。精いっぱい阪神のために力を出したい。甲子園で暴れたい」と意気込みを話した。城島の加入で、右の強打者と捕手陣の強化という補強課題を一気に解決した真弓明信監督は「守備の面も攻撃の面も心強い。来季が楽しみになった」と大きな期待を寄せた。
 城島は06年にマリナーズに移籍。大リーグ通算462試合で打率2割6分8厘、48本塁打。今季は故障などもあって出場71試合にとどまった。3年契約が2年残っていたが、出場機会を求めて退団を表明し、阪神と2度目の交渉で合意に達していた。(金額は推定)

 ▼城島健司捕手の話 チームがうまくいかない時は批判されると思う。悪い時こそ前面に立っていきたい。パ・リーグで育ってきたので新しい野球を学ばないといけない。開幕の日に不安を全部取り払って試合に臨みたい。

 ▼阪神・坂井信也オーナーの話 スポーツ選手らしい、すかっとした感じだ。期待できるし、心強く思った。来季から楽しみ。攻撃的なインサイドワークを見る楽しみが増える。

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2009年11月13日のニュース