巨人優位か 2選手が軍事訓練中のKIA

[ 2009年11月13日 16:13 ]

 7年ぶりに日本一を奪回した巨人と、前身のヘテ時代以来、12年ぶりに韓国シリーズを制覇したKIAとの対戦は、ベストメンバーで臨み、日本シリーズから1週間しか空いていない巨人に分がありそうだ。

 巨人は、小笠原とラミレスの3、4番の後、長打がある亀井、阿部らが続く打線の威力は十分。先発はゴンザレスで、その後は内海、オビスポのリレーで逃げ切りを図る構え。越智と山口もブルペンで待機する。
 KIAは、韓国シリーズが10月24日に終わっており、真剣勝負から遠ざかっている。先発陣の柱だった外国人2人が参加しないほか、WBCで活躍した2選手も基礎軍事訓練で欠場するのが懸念材料だ。
 しかし今季、本塁打と打点の2冠に輝いた金相賢と、元大リーガーの崔希渉の「打率3割、30本塁打、100打点」コンビが座る中軸は迫力がある。元中日のベテラン李鍾範も出場しそうだ。
 投手陣では今季12勝をマークした本格派左腕の梁弦種が先発。22セーブの劉東勲らで構成する必勝パターンがあるだけに、接戦に持ち込みたい。

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2009年11月13日のニュース