関西独立リーグに韓国チームが新規参入

[ 2009年11月13日 11:54 ]

 野球の関西独立リーグは13日、来季から韓国人選手を中心として構成する新球団「コリア・タートルシップス」が新たに加わると発表した。1球団の脱退で3球団となり、リーグ存続も危ぶまれていたが、活性化が期待できる新球団の参入。さらに米国から新加入の打診もあるという。

 資金不足による混乱や、目玉選手だった神戸の吉田えり投手の退団など暗い話題が絶えなかっただけに久々の朗報。リーグ運営会社の木村竹志代表代行は記者会見で「試合数の面でも、経済的な面でもプラスになる」とほっとした表情を見せた。
 新球団は韓国人選手17人、在日韓国人選手3人でスタートする予定で、大阪を本拠地とする。大都市圏で観客動員が期待できる上、在日韓国人の野球ファンの応援も見込んでいる。公式戦を韓国で実施する計画も持っている。リーグ側は既に韓国関連の企業数社にスポンサー支援を要請し、好感触を得ているという。
 米国からの新加入が決まれば、来季は5球団でリーグ戦を行う可能性も出てきている。木村代表代行は「国際的なリーグになれば、日本人選手の活躍の場も広がる」と話した。

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2009年11月13日のニュース