評価された技術 イチロー、最少なのに受賞

[ 2009年11月13日 10:33 ]

 イチローが打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞を2年ぶりに獲得した。本塁打は投手を除けば受賞者で最少の11本。長距離打者が選ばれる傾向が強い賞だけに、打撃技術がいかに評価されているかが分かる。今回の受賞者では最多4度のジーターらに続く、3度目の受賞となった。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2連覇に貢献して始まった今季は、開幕直前に胃潰瘍が発覚、終盤は左ふくらはぎを痛めて計16試合を欠場した。
 アクシデントを乗り越え、4年連続6度目の大リーグ最多安打となる225安打。張本勲のプロ野球最多安打記録を超え、メジャー2千安打、大リーグ史上初の9年連続200安打と、次々と節目に達したシーズンでもあった。守備の名手に与えられるゴールドグラブ賞の9年連続受賞に続き、またトップ選手の勲章を手にした。(共同)

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2009年11月13日のニュース