最初が肝心!?城島“金本さんのように”全部出たい

[ 2009年11月13日 17:30 ]

阪神の入団会見で真弓監督(左)と握手を交わす城島健司捕手

 約170人の報道陣が詰め掛けたが、城島に余計な緊張はない。「チームがうまくいかない時は批判されると思う。そういうものを正面から受け止めたい。自分の名前が出て、投手を助けられる。それも僕の仕事だと思う」。熱い口調で意気込みを語った。

 譲れないものがある。マリナーズ退団の理由となった出場機会だ。目標を問われ「全試合出たいですよね。いいお手本で金本さんがいますし、できれば全イニング出たい。それができなければ、全試合です」と、真弓監督の横できっぱりとアピールした。
 主軸を任される可能性が高い打撃面でも大きな期待が寄せられる。「積極的にバットを振っていくのが僕のスタイル。開幕の1打席目から甘い球がくれば振る準備はできています」と頼もしかった。
 ただ、経験のないセ・リーグに不安もあるという。それでも「不安がなければプレーヤーとして進歩がありません」と断言。「熱烈な声援をもらえる日を楽しみにしている」と、気持ちは既に来季へ向いていた。

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2009年11月13日のニュース