イチロー興奮「器が最高。ふさわしい中身でありたい」

[ 2009年3月15日 16:22 ]

ペトコ・パークで外野フェンスのチェックをするイチロー

 【WBC】キューバ戦前日のイチローは、慣れ親しんだペトコ・パークで強敵と相まみえることを喜んでいた。「野球界ではこういう器が最高。それにふさわしい中身でありたいですね」。

 右中間が広く、右翼ポール際のフェンスが一部突き出している球場。前回大会の準決勝、決勝だけでなく、パドレスとの交流戦でも訪れている。よく整備された天然芝や快適な気候など、イチローの気持ちを一層高める要素が十分にそろっている。

 ≪気合入る日本の右打者≫キューバの先発とみられる左の速球派チャプマン攻略に向け、鍵を握る右打者は気合が入る。内川は「日本にいない投手。(映像で)見た感じは全部が勝負球ではない。それをファウルにせず、打ち損じないように」。村田も「球は速いが、しっかり見極めたい」と話した。
 打線も強力で、青木は「打高投低のチーム。スイングはメジャーリーガーより速い印象を受けている」。岩村は「彼らの国際大会への思いは、自分たちも圧倒されがちな部分があるので、それに負けないようにしないと」と、精神力も警戒していた。

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2009年3月15日のニュース