もう泣くなよ!大場 小久保が怒鳴って開き直る

[ 2009年3月15日 15:41 ]

ロッテ戦に先発し、6回を無失点と好投したソフトバンク・大場

 【ソフトバンク2-1ロッテ】ソフトバンクの2年目右腕大場が、ロッテとのオープン戦(千葉マリン)に先発。6回を投げ1安打5三振2四球、無失点の好投を演じた。

 初回、四球2つと内野安打で無死満塁のピンチを迎え、一塁から駆け寄った小久保から「なんじゃこりゃ。思い切っていけ」と怒鳴られ、開き直った。井口、里崎を連続三振に仕留め、無得点に。以後は一人も走者を許さなかった。「無死満塁になってからでないと修正できなかった」と反省しつつ、「去年より広い視野で投球できた」と手応えも口にした。
 直球は140キロ前後がほとんどだったが、低めに集めた。高山投手コーチは「マウンドで余裕を感じてやれるようになった」と高評価を与えた。
 8日の巨人戦では4安打5四球4失点、6回無死満塁の場面で降板。ベンチで人前はばからず涙を流した。再現VTRを見ているような立ち上がりだったが、自力で切り抜け、次のステップへ道が開けた。

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2009年3月15日のニュース