上原、順調に回復も「焦らずにやる」

全体練習に加わり、ウオーミングアップするオリオールズ・上原（中央）

　オリオールズの上原は左太もも裏の故障後初めてチームのウオーミングアップに参加し、短い距離のジョギングとバック走をこなした。その後キャッチボールを約１５分間行い、最後の１５球は相手を座らせて投げた。

　順調な回復を見せた上原は「（状態が）ひどくはないからね」としながら、「これ以上やったら開幕アウトになる。焦らずにやる」。故障がなければ登板予定だったレッドソックス戦を観戦後、チームメートと家族を交えてのバーベキューで親交を深めた。
　クレイニッツ投手コーチによると、週明けにもランニングを行い、問題がなければ投球練習を再開する予定。同コーチは「これまで通り、１度ブルペンで投げれば試合に臨めると思う」と期待した。（共同）