甲子園「関節機能検査」消滅…その理由は?

[ 2009年3月15日 06:00 ]

 高校野球の投手保護を目的とした甲子園での「関節機能検査」が今春のセンバツから消滅することになった。今後は日本高野連が指定する病院でエックス線撮影を依頼し肩・ひじ検査を継続していく。関節機能検査は93年から甲子園大会前に出場校の全投手を対象に行ってきた。だが第2期リニューアル工事を終えた新甲子園では、検査室が従来の三塁側から一塁側に変わる。その際、エックス線撮影機など設備を移動させなければならず、日本高野連はその金銭的な負担が大きいため検査継続を断念した。

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2009年3月15日のニュース