ピービ大誤算!米国「恥ずべき負け」だけど…

[ 2009年3月15日 16:35 ]

 【米国1―11プエルトリコ】プエルトリコの選手たちがベンチから飛び出す中、米国ナインはうつむきながら引き揚げていった。第1回大会ではなかった、8強入りしたチーム同士の対戦でのコールドゲーム。選手たちがみな「恥ずべき負け」と口をそろえたように、米国にとっては屈辱的な大敗だった。

 先発ピービが大誤算。立ち上がりから連打を浴び、2回しか持たなかった。6安打6失点と打ち込まれたサイ・ヤング賞右腕は「何一つ機能しなかったし、最後まで対応できなかった。すべての責任は自分にある」と力なく話した。
 打線も不発だった。5回に3安打しながら1点しか奪えず、7回には1死一、三塁の好機を逃した。主将のジーターは「恥ずかしい気持ちだ」と話しつつも「10点差でも1点差でも負けは負け。気持ちを切り替えて、あした試合に勝てばいい」と必死に前を向いた。
 子どもの結婚式に出席してから駆け付けたジョンソン監督は「もう少し(結婚式に)長くいた方が良かったかも」。ジョーク交じりに話してから「うちには最高の選手たちがそろっている。あしたいい試合ができると信じている」と敗者復活戦に視線を向けるしかなかった。(共同)

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2009年3月15日のニュース