勢い加速…ベルトラン「完ぺきな夜だった」

[ 2009年3月15日 17:08 ]

 【プエルトリコ11―1米国】スタンドに集まった約3万人の観客のうち、3分の2はプエルトリコに声援を送っているようだった。「地元でプレーしているような気がした」とベルトラン。3戦全勝で2次ラウンドに駒を進めた勢いをさらに加速させ、優勝候補の米国をねじ伏せた。

 先発ピービを集中打で攻略、序盤で引きずり下ろした。13安打で11点を奪った打線を引っ張ったのは、本塁打を含め3打数3安打2打点のベルトランだ。「投げて、守って、打った。みんながすべての仕事をした、完ぺきな夜だった」と満足そうに話した。
 五回のピンチ。先発のJ・バスケスが1点を失い、なおも一死三塁。しかし「味方が序盤に6点取ってくれたので、安心していけた」と話した右腕は、デローサを三振に仕留め、ビクトリノを左飛に打ち取った。オケンド監督は「彼はあの場面で、やるべきことをやった」と褒めた。(共同)

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2009年3月15日のニュース