生き残りに必死の朝倉、シュートで結果出す

[ 2009年3月15日 16:36 ]

日本ハム戦に先発し、好投した中日・朝倉

 【中日3-1日本ハム】先発枠入りへ生き残りをかける中日の朝倉は、6回無失点と好投し「ローテーション候補がみんな結果を残していたので、自分も結果を出せて良かった」と、ほっとした表情をのぞかせた。

 1回、先頭の糸井を四球で歩かせるなど4、6回以外は先頭打者に出塁を許した。朝倉本人も「先頭打者への対応が課題」と反省したが、左打者へのシュートなど変化球が良く、3併殺で後続を断った。
 女房役の谷繁も「朝倉も必死。先頭打者を4人出したが、その後が良く持ち味は出ていた。チーム状況が良くない中で、公式戦なら流れを変える好投」と、オープン戦とはいえチーム防御率が12球団最下位の5点台と低迷する状況下での踏ん張りを高く評価した。
 昨年、3勝4敗に終わった10年目の右腕は「去年は何もしていないので、ことしは結果を残したい」と意気込んだ。

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2009年3月15日のニュース