喜田2戦連発!斉藤2勝目で中日に1差

[ 2008年9月12日 18:08 ]

阪神を破り、タッチを交わす捕手石原ら広島ナイン

 【広4-0神】広島の斉藤が7回4安打無失点と好投し2勝目。5回まで毎回走者を許したが要所を締めた。打線も2回に石原の右前打で先制し、喜田が2戦連発となる3号3ランで続いた。喜田は2回、石原の適時打で先制した後の無死一、三塁で、安藤の128キロを右翼席へ。「完ぺき。走者が三塁にいたので、外野フライでもと思っていた」と話した。昨季途中に阪神から広島へ移籍。「ここで打つことは一つの目標だったので、めちゃめちゃうれしい」と甲子園初アーチを喜んだ。

 ≪斉藤7回無失点≫広島の斉藤が7回無失点の好投で2勝目を挙げた。勝負どころは5回。喜田の2失策などで一死満塁のピンチを招いたが、4番金本を二ゴロ併殺打に仕留め「あそこは開き直って投げました」。喜田も「斉藤が0点に抑えてくれないと、ベンチに帰れなかった」と感謝した。
 福井商高時代に甲子園のマウンドを経験したが「暑いしあまりいいイメージはなかった」と言う。そんな印象を覆す力投で、チームは借金を1に減らし、3位中日に1ゲーム差と迫った。

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2008年9月12日のニュース