村田2打席連発!ラミに並んだ

[ 2008年9月12日 21:25 ]

ファンの祝福を受ける2本塁打の横浜・村田

 【横7―1中】横浜は2回2死二塁から石川、石井琢の連続適時打で2点を先行。その後は村田の2打席連続本塁打など、一発攻勢で加点した。ウッドが6回1失点で7月25日以来の3勝目。

 横浜の村田が本塁打王争いで、トップのラミレス(巨人)に並んだ。5回の2ランで昨季の36号に並ぶと、7回には37号ソロを放ち、自己記録を塗り替えた。「追いつかないとタイトル争いにならない。まずは40本を目指したい」。2年連続のタイトルをはっきりと視界に入れた。
 北京五輪後は既に7本目。本来は夏場に強いが、五輪では不振に終わった。配球の読みと打席での修正力にたけるタイプなだけに、一発勝負の国際舞台は不向きだったのかもしれない。
 5回の打席はカウント0―3から2球続いた直球には反応せず、3回に「打ち損じた」というスライダーを狙って左翼席に運んだ。「3球続けてストレートはないと思った」と村田。力だけではなく、相手バッテリーを上回る読みが長打力を支えている。

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2008年9月12日のニュース