NPBとアマ3団体が“田沢問題”を協議

[ 2008年9月12日 17:25 ]

 プロ野球ドラフト会議の目玉だった新日本石油ENEOSの田沢純一投手の米大リーグ挑戦表明を受け、日本プロ野球組織(NPB)と日本野球連盟、日本高野連、全日本大学野球連盟のアマ3団体は12日、東京都内で急きょ会合を開き、ドラフト制度などの問題点について意見交換をした。

 社会人野球を統括する日本野球連盟の鈴木義信副会長は「日本の野球界にとっては好ましいことではないので、協議しようと集まった」と説明。プロ側を代表して横浜の山中正竹球団常務は「日本の野球を発展させていくことを大前提に、アマ側の意見を聞きながらともに築き上げていきたい」と話した。
 NPBは米ニューヨークで16日(日本時間17日)に大リーグ機構と話し合いを行い、19日に制度見直しを検討する12球団による委員会を開く。アマ側も22日に3団体による会議を行い、26日にプロ、アマ合同で再び協議する予定。

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2008年9月12日のニュース