黒田は7勝目 省エネ投球で3試合連続1失点

[ 2008年8月16日 06:00 ]

 【ドジャース3―1フィリーズ】ドジャースの黒田は14日、ロサンゼルスで行われたフィリーズ戦に先発し、7回を2安打1失点で7勝目を挙げた。スライダーが切れ、制球も抜群だった。右打者の外角を広く取る球審のクセを利用してコーナーに球を集めた。「自分で投げていても、ベースから凄く離れているところでも振ってきて、とても自信になった」と無四球7奪三振に胸を張った。

 わずか79球。得意の省エネ投球に、3試合連続1失点と結果が伴ってきた。「僕にもチームにも大事な試合が続く。こういう投球を続けていきたい」。
 2番手の台湾人左腕・郭泓志(クォ・フンジ)も黒田に負けじと2回無失点でメジャー初セーブ。日台リレーで、このカードでは46年ぶりとなる4連戦4連勝を達成し、ダイヤモンドバックスとの同率首位も堅持した。2人は北京五輪の日本―台湾戦の勝敗に夕食を賭けていたが、こちらは黒田の快勝。「郭と勝負していたので勝って良かったです」と最後まで笑みが絶えなかった。

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2008年8月16日のニュース