横浜、筒香２打席連弾！１試合８打点のタイ記録

＜聖光学院―横浜＞６回裏横浜２死満塁、筒香が右越えに２打席連続の本塁打を放つ。捕手竹沢

横浜メンバー、成績

聖光学院メンバー、成績

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筒香「野球をやめた方がいい」から復活

投手陣粉砕された　聖光学院に次の“壁”

　第９０回全国高校野球選手権大会の１５日目（準々決勝）第２試合は、甲子園春夏通算５０勝を達成した横浜（南神奈川）と初の８強進出を果たした聖光学院（福島）が対戦。
６回に６点、７回に４点を奪った横浜が１５－１と大勝し、準決勝進出を決めた。横浜は１７日の第２試合で大阪桐蔭（北大阪）と対戦する。
　横浜は２回に２点を先制すると、５回には４番・筒香（つつごう）の２点本塁打が飛び出した。筒香は６回にも２打席連続となる満塁弾を放ち、今大会３本目を記録すると７回にも二塁打で打点２をマーク。１試合８打点で大会タイ記録となった。聖光学院は再三チャンスはあったが、４回に併殺崩れの間に挙げた１点のみに終わった。
　神奈川県勢は夏の甲子園大会で福島県勢に負けなしの５連勝。１９７１年の第５３回大会決勝で、桐蔭学園が磐城を１―０で下して初優勝を遂げて以降、福島県勢に対しては負けなしが続いている。春の選抜大会での対戦はない。

　▼横浜・小川健主将（今大会４試合目で初安打）「こんなに悩んだことがなかったので、今までの人生で一番うれしい」

　▼横浜・中原中堅手（犠飛など２打点）「今までいいところで打っていなかったのでほっとした。外野フライを打つ最低限のことはしたかった」
　
　▼聖光学院・黒羽主将「横浜の土屋君はいいピッチャーなので、全員でくらいつこうと思ったが、力が及ばなかった」

　▼聖光学院・竹沢捕手（１５失点に）「ミットの構えと逆のコースに投げるなど配球を工夫したが、バッター全員にパワーがあり、振りが鋭かった」