イチローは12打席ヒットなし 誤審も

[ 2008年8月16日 13:17 ]

ツインズ戦の5回、失策の判定に抗議するマリナーズのイチロー

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は15日、ミネアポリスで行われたツインズ戦に「1番・右翼」で出場、4打数無安打だった。内容は投ゴロ、二ゴロ、投ゴロ、左飛で打率は3割5厘。今季4個目の失策も記録した。

 城島健司捕手は「7番」で4打数無安打。内容は三ゴロ、中飛、遊ゴロ、空振り三振で打率は2割1分3厘。
 チームは3―9で敗れた。

 ≪12打席無安打≫イチローのバットは2戦連続で無安打と沈黙した。12打席連続無安打となったことに加え、守備の方でも運がなかった。
 5回、いつも通りに右翼への飛球を半身になって捕球し、素早く内野手へ返球しようとしたところで落球。これを一塁塁審が失策と判定した。
 今季4失策となり、大リーグ移籍後ではシーズン最多となったが、リプレー映像で見る限り、捕球した球を右手に持ち替えた際に落としたように見えた。イチローは「(誤審も)あそこまでいくと悔しくないですけどね」とあきれた。
 いつもは冷静なリグルマン監督も声を荒らげて審判員に詰め寄り、退場処分となった。後味の悪い判定に対し、イチローは「いまさら(誤審には)驚かないというのもあるけどね」と寂しそうだった。(共同)

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2008年8月16日のニュース