日本男子、4人乗りで五輪出場枠獲得

[ 2010年1月17日 22:29 ]

 バンクーバー冬季五輪のボブスレー男子4人乗りで、日本が出場枠を獲得したことが17日、分かった。2人乗りは男女とも補欠の1番手となった。国際ボブスレー・トボガニング連盟(FIBT)担当者が明らかにした。

 出場枠は同日現在のFIBTランキングを基に各国に割り振られ、男子種目は30組、女子は20組が出場する。日本の男子4人乗りは鈴木寛(マネックス証券)宮内優(モンテローザ)土井川真二(日本レストランシステム)小林竜一(鳥取県体協)で獲得を目指し、FIBTによると日本は30番目に入った。同種目での五輪出場は2002年大会以来。
 2人乗りは男子が31番目、女子は21番目だったが、1カ国最大3の複数枠を獲得した国が返上すれば日本は最優先で繰り上がる。両種目ではアジアで枠を得た国はなく、日本に大陸枠が与えられる可能性も高いという。男子は鈴木、小林組、女子は桧野真奈美(北斗病院)浅津このみ(中大)組が獲得を目指していた。

 ▼石井和男・ボブスレー男子監督の話 よかった。ほっとした。4人乗りの方がチームとしてはうれしい。これで全員で五輪に行ける。(共同)

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2010年1月17日のニュース