美帆ビックリ!?長澤まさみ、榮倉奈々と甘~い共演

[ 2010年1月17日 06:00 ]

壮行会で橋本聖子日本スケート連盟会長と抱き合う高木

 スピードスケート女子で史上最年少の15歳でバンクーバー五輪代表に決まった高木美帆(北海道・幕別札内中3年)が、ロッテの「バレンタイン商戦宣伝用PRキャラクター」に内定したことが16日、分かった。高木はこの日、北海道幕別町で行われた壮行会に出席。スピードスケート界の“スーパー中学生”が氷上に続き、バンクーバー五輪日本代表の“顔”として「2・14」を盛り上げる。

 今、日本で輝く女性の1人である高木が、日本中の女性がときめく大切な1日のPRに協力する。この日、地元・幕別町で800人を集めた壮行会に出席した高木は「ビックリして、自分でいいのかと思った。チョコは昔はよく食べていたけど、最近は太りやすいので自分なりにセーブしている」とはにかんだ。
 今回の企画では、ロッテのCMキャラクターを務める人気女優の長澤まさみ(22)と榮倉奈々(21)が、自ら作ったチョコレートを高木に手渡す映像を作製する予定。テレビや新聞のバレンタイン商戦の宣伝用として広く一般に流される。撮影は五輪出発前にも行われる予定だ。ロッテは日本スケート連盟とオフィシャルパートナーを締結するなど縁が深く、同社関係者は「長年のお付き合いもあり、グループとしてスケートを応援している。前向きに検討しています」と話した。高木自身、壮行会で参加者から好きな食べ物を聞かれ「チョコレートが好き。同じ甘いものでもあんこは食べられません」と話すなど、まさに“相思相愛”。バレンタインデー直前の2月12日にバンクーバー五輪が開幕するとあり、2月は“五輪の顔”高木の笑顔が日本中にあふれることになる。

 壮行会では中学の同級生のエールを受け、通っているヒップホップダンススタジオの仲間のダンスに笑顔で応えた。08年北京五輪代表の陸上女子100メートル、200メートル日本記録保持者・福島千里(21=北海道ハイテクAC)からは「失うものは何もない。楽しく滑ってください」と激励された。立ち見も出るほどの地元の思いを全身で受け止めた。
 「皆さん応援してくれるのがうれしい。それを力に変えていきたい」と高木。五輪の滑りで日本を熱くする前に、まずはバレンタイン目前の女性のハートを熱くする。

 ◆ロッテのCMに出演したアスリート
 ▼競泳・北島康介 JOCの特別認定選手として03年11月から「キシリトールガム+2」のCMに出演。翌年04年12月にオンエアされた同商品の新バージョンCMにも起用された。
 ▼フィギュアスケート・トリノ五輪女子代表 荒川静香、安藤美姫、村主章枝の3人がJOCの選手強化キャンペーンの一環で05年9月からトリノ五輪後の06年3月まで「ガーナミルクチョコレート」のCMに出演。
 ▼ゴルフ・石川遼 「ガーナミルクチョコレート」の“母の日”までの限定CMに上戸彩ら若手人気女優5人と共演した。オンエアは08年4月20日から5月11日までだった。
 ▼フィギュアスケート・浅田真央 キャンディー「Crimio(クリミオ)」のCMが08年11月から全国でオンエアされ、09年9月には第2弾が放送された。

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2010年1月17日のニュース