×

フワフワ誘って15センチ デカサギ 5時間20匹にアゲアゲ

[ 2016年12月13日 05:30 ]

ドーム船の中はポカポカ
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】冬の風物詩・ワカサギ釣り。氷に穴を開け、雪景色の中で釣りをするのも風情があるが「寒いのは苦手!」という釣りガール・阪本智子。相模湖・天狗岩釣案内所のドームで“ぬくぬく”釣りを満喫した。

 ワカサギといえば、唐揚げや南蛮漬けなど食べてもおいしいお魚ですよね♪もちろん釣りをするにも面白い魚!道具も小さく手軽なので初心者でも楽しめるし、やり込んでいくと奥深い釣りなので、釣り歴ウン十年のベテランさんもいる。ちなみに私も毎年、何度も釣りに行くくらいハマってしまい、今では好きな釣りランキングBEST3に入っています♪

 釣行当日は天狗岩釣案内所に朝の8時ごろ到着し、準備を済ませて渡船のボートに乗船。5分ほど走りドーム船に渡してもらいます。ドーム船での釣りは事前の予約が必要ですが、釣り座は早い者順。ワカサギは回遊魚なのでどの釣り座でも釣れるとは思いますが、場所によって少し差が出る可能性があるので、みんなよりたくさん釣りたい!という方は早めに行ってお店の方に聞いてみてくださいね。

 タックルセットが終わったところで9時ごろに釣り開始!7本バリに、餌の白サシをお尻から付けて半分にカット。まずは底から探ってみます。水深6メートル。ハヤ、ニゴイなどの餌取りが多いため底から10~20センチ上げたところで誘います。フワフワさせて止めたり、激しく誘って止めたり、ワカサギ釣りはカワハギ釣りと似ていろいろな誘いができるから楽しいんですよね。

 しばらく誘っているとプルプルッという小さな当たりが!電動で楽々巻き上げ1匹目ゲット。全長5センチほど。うん、きょうはなかなか繊細な釣りになりそうやな…。

 また仕掛けを下ろして誘ってみる。2投目にして当たりが出ない。餌を替えたら食うかもしれないと思い、赤虫と白サシを交互につけてみる。

 すると少し当たりが!と言っても、群れが小さいのか1匹ずつしか釣れません。いや~渋い!「当たりがなさ過ぎるんちゃうかー!」とツッコミたくなるほど当たりがない。

 9時から始めて2時間でなんとまだ3匹。タナがよく替わって、タナ合わせが難しいんですよね。そこで、若船長にヘルプ!渋いときの釣り方を教えてもらいました♪

 ブドウ虫を付けて集魚した方が良いということで、7本バリの一番上に頭から刺し、お尻を縦半分にカットして、餌は全て白サシに。そして誘いも横にスッとずらしたり、フワフワさせながら横に持って行ったり、空合わせした方が良いということでいろいろとやってみることに!

 常連さんが魚探を貸してくれたので一気に釣りがしやすくなりました。教えてもらった通りやってみると、早速当たりが!しかも引きも強い!釣れたのは15センチの大きなワカサギ!「デカサギだ!」。あまりの大きさにテンション上がるー♪

 このサイズは2年魚だそうです!

 さあ、ここから釣るでー!と、ばっちり気合も入りドンドン空合わせをしていくと、案外掛かる!ポツポツ釣れ始め徐々に数を伸ばしました。当たりのない時間も長かったけど5時間で計20匹ほどのワカサギをゲット。かなり渋い日でしたが、冬にポカポカの中で釣りができてぜいたくな時間を過ごせました。ワカサギシーズンはまだまだこれから!また近々釣りに行こうと思っています。

 ◆阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年、大阪生まれ。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、相模湖・天狗岩釣案内所=(電)042(687)2006。ドーム船予約専用電話は(電)070(4005)8870。ドーム船の料金は大人3000円、高校生まで2500円。ボート釣りもあり。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る