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「バンッ」2・5キロアオリイカ狙い撃ち いた!探して興奮、たまらん重量感

[ 2024年1月16日 04:30 ]

2・5キロのアオリイカを仕留めた!釣り仲間の片原恵麻さん(右)は2キロには。良型をゲットし2人とも大満足
Photo By スポニチ

 年間200日の釣行数を誇る“釣りガール”金澤美穂が挑戦したのはエギング。寒い東京からひとっ飛びして、沖縄で巨大アオリイカ・レッドモンスターを狙った。大物はヒットしたのか…。


  狙うはレッドモンスター!

 毎年恒例の沖縄遠征。3日間船をチャーターし、3キロ超の大型アオリイカを狙います。レッドモンスターは巨大アオリイカの通称。開幕したばかりですが、モンスターにお目にかかりたい。

 乗船したのは那覇北マリーナから出船する釣り船「YAZAWA」。おしゃべり大好きな矢沢賢人船長のおかげで、船内はいつもにぎやか。腕はピカイチで、大型アオリには定評あり。餌木は3・5号オレンジ系を用意。根掛かりでロストすることが少ないので、3日間同じ餌木で通すことに。重さは餌木30グラムにマスクシンカー50グラムの計80グラムになるようにセット。沖縄だからタックルもヘビーで餌木も大きいんでしょ?と聞かれますが、関東のティップランと同じ仕様で問題なし。

 基本の釣り方は餌木を底まで落としたら5、6回シャクってステイ。当たりが出れば即合わせ、なければ再び底まで落としてシャクるを繰り返す。矢沢船長は「今季は状況は芳しくない」とポツリ。ヒットしても小型だったり、釣果なしの日もあったとか。不安なまま最初のポイントに到着。しばらく流してみたものの、当たりはあってもなかなか乗らない。潮も止まりかけていたので、早々に見切りをつけ大きくポイントを移動。魚探でアオリイカを探して、ピンポイントで“狙い撃ち”する作戦に変更した。

 探しに探して、やっと魚探に反応が!いたいたいた。同乗者全員がテンションマックスで、投入スタンバイ。「水深70メートル、イカは海底から11メートル。どうぞ」「餌木がタナを通過したよ。海底まで落とさないで、途中で止めちゃって」とのアドバイス。指示ダナでステイ、すると1秒も待たず「バンッ」。まさかの当たり。予想してなかったので、合わせたタイミングで竿を落としそうになったほど。満足感に浸ってリールを巻いていると「プンッ」とサヨナラ。すぐに1メートル落とし、2回シャクってステイすると、再び「パンッ」。乗った→バレるを4回繰り返した後に「ギューン」。アオリが完全に餌木を抱いてくれた。この重量感、竿の曲がり具合…たまりません。

 緊張気味で巻いてくると、見えてきた一匹はなかなかの良型。矢沢船長とハイタッチの後、計測すると2・5キロありました。モンスターとまではいかずとも、大きなアオリに興奮は収まらなかった。

 3日間を通じたアベレージは1・5~2キロ。モンスターはヒットしなかったけど、良型の数釣りを達成。大物のトップシーズンは4~6月。モンスターに再挑戦します。


 ◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身。釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。シマノモニター、オーナーばり船フィールドスタッフ、サニー商事イメージガール。

 ◇当日のタックル 竿=セフィア・エクスチューン・ティップエギングS511ML―S、リール=ヴァンキッシュC3000MHG(以上シマノ)

 ▼釣況 那覇北マリーナ・YAZAWA=(電)080(2753)3962。詳細はウェブサイトまで。

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