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お待たせ!アマゴ解禁 成魚放流狙いで50匹以上も

[ 2018年2月28日 05:00 ]

長良川上流の吉田川で成魚を狙う釣り人
Photo By スポニチ

 【釣りラブ】アマゴやイワナなどを狙ったファン待望の渓流釣りが、各地で続々と解禁日を迎えている。厳しい冷え込みが続く中、残雪が例年以上に多かったり水温が低めの場所もあるが、生育状況は良好という報告も入ってきている。一足早く11日に解禁された岐阜県の長良川上流部の状況を中部銀影会・白滝治郎氏にリポートしてもらった。

 長良川の上流、郡上漁業協同組合管内における渓流釣り解禁当日。支流の吉田川の水位はほぼ平水で、積雪はあったが午前8時の時点で気温は久々に氷点下を上回り1・5度。ただ、水温は3・5度と厳しい寒さの中でのスタートとなった。

 同漁協によると、管内のアマゴをターゲットにしたこの日の入川者数は約400人だったが、ほとんどが成魚放流狙い。釣果も成魚を午前中で10匹前後がほとんどだったが、中には50匹以上を釣り上げた人も。大きさは20センチ前後だった。

      ◇天然ものは3月から本格化◇

 一方で、天然もの狙いで支流へ入川した人の中には、15〜18センチを10匹程度の人も見られた。ただ、いずれもまだサビの残る魚体が多く、天然ものは時期尚早といった感じだ。

 その後に降った雪により、上流部や支流では数十センチ〜1メートル以上の積雪があり、現状では入川しにくい状態となっている。今後しばらくは成魚放流されたもの狙いとなりそうだ。

 天然ものが本格的に釣れ始めるのは3月に入ってからと思われる。そちらを狙うなら、今しばらく待ってからの方がいいかもしれない。長良川本流が釣れるのは、さらに先の3月半ば以降になると予想されている。

 郡上漁業協同組合への問い合わせは(電)0575(65)2562。アマゴ成魚放流情報はホームページで逐次公開される。

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