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大曲さん圧巻 ドラゴン133・3センチ 第1投いきなり超大物

[ 2017年9月27日 07:19 ]

大曲さんが優勝を決めたスーパードラゴン
Photo By スポニチ

 バリバスカップ2017スポニチ「東京湾タチウオ釣り大会」が24日、東京湾で開催された。第二泉水、吉久、吉野屋、ミナミ、中山丸の5隻に分乗した参加者は99人。釣れたタチウオ1匹の全長で競われ、中山丸に乗船した横浜市の大曲照行さん(56=会社員)が133・3センチで総合優勝を果たした。(笠原 然朗)

 タチウオフィーバーに沸いた夏だったが、それも一段落。食い渋りの中での大会となった。そんな中、第二泉水に乗船した足立区の前浦利光さん(32)が117センチを釣り上げた。

 都内で2店舗を展開する釣り具店「つり吉」の3代目。店のチラシに自ら「タチウオ王子」と称して登場するほど自信がある釣りだったが、最近は不調気味。だがこの一匹で総合3位に入賞し「王子復活」をアピールした。

 ポイントとなった走水沖(60メートル)に各船が集結し、釣りを始めた1投目で“スーパードラゴン”を釣り上げたのが優勝した大曲さんだった。「朝イチのテッパン」と繰り返し使っているスミスのジグ「ウォブリン」(160グラム、ピンク色)を投入。リーダーはバリバス「VEPショックリーダー」30ポンド。ボトムをとって3〜5メートル巻き上げたところで「重たくなった」。海面に姿を現したのは圧巻の一匹だった。

 駿河湾で過去に140センチ超を釣ったことはあるが、「東京湾では最大。(大会に)誘ってくれた釣友に感謝です」と優勝の喜びを語った。

 ◎吉久

 世田谷区の川島修さん(50=会社員)朝一番に121・4センチのドラゴンがヒットし総合2位に入った。「こんな大きいのは初めて。食べておいしいのが魅力です」

 ◎吉野屋

 江東区の安藤直輝さん(46=会社員)109センチで同長の浦山隆幸さん(48=会社員、世田谷区)をジャンケン対決で下して総合4位。「自信があった」

 ◎ミナミ

 港区の田平佐記子さん(45=会社員)まずは本命のタチ1匹。その直後に取り込んだのは42・5センチの巨アジ。「仕事の都合で久しぶりの釣りです。すぐまた来ます」。釣り心に再び火が…。

 ◎中山丸

 横浜市・齋藤智子さん(35=会社員) ジギングのタチウオ釣り4年。109・5センチで船別2位と女性賞のダブル受賞。「日によって釣りのパターンが違うところが魅力。またガツンときたときの気持ちは何ともいえない。それに食べてもおいしいし…」

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